よりそい会議(最終回)の開催

よりそい会議 最終回レポート

令和6年1月から続いてきた「よりそい会議」は、令和7年12月16日をもって一区切りを迎えました。

よりそい会議は、有田川町ではじまった取り組みです。
事例検討を中心に、相談支援専門員同士のつながりづくりを大切にしながら、月1回のペースで開催してきました。開始当初は、自立支援協議会に相談支援部会がまだ設置されていない時期でもあり、「まずは集まって話す場をつくろう」という、ささやかな一歩からのスタートでした。

スキルアップを目的に掲げるのは少しおこがましいかもしれません。
ただ、相談支援専門員の皆さんから持ち寄られる事例は、どれも地域の現実をそのまま映し出すもので、机上では見えてこない課題に何度も立ち止まらされました。
途中からは花村アドバイザーによる実践報告、リズムステップ、作業療法士を知ろう勉強会、そして最終回では和歌山市・海南市から講師をお招きしての、ピアサポーター、ソーシャルフットボール実践報告など、回を重ねるごとに視点とつながりが少しずつ広がっていったように感じています。講師予算もないまま、オリーブさんのパンの謝金(?)のみで多くの講師の皆さまのご理解、ご協力を頂きました。自己満足と言われればそれまでですが、「顔が浮かぶ関係」が確かに生まれた時間だったと思っています。

振り返ってみると、よりそい会議は「参加者に学んでもらう場」というよりも、むしろ自分自身が学ばせてもらう場でした。
地域の課題に向き合いながら、行政職員として何をすべきか、何ができていないのか。答えの出ない問いを、毎回持ち帰る時間でもありました。

では、なぜこの会議を終えるのか。
そう感じた方もいるかもしれません。確かに、毎月の準備は簡単なものではありませんでした。テーマ設定、講師への依頼、資料づくり、参加の呼びかけ。正直に言えば、負担の大きさを感じることもありました。

ただ、今回の「やめる」という判断は、立ち止まるためではなく、前に進むための選択です。
よりそい会議を通じて見えてきたすべての課題に一気に向き合うことはできません。それでも、「今、できることから始める」という決断は必要だと感じました。その一歩として、令和8年1月から居場所支援が動き出します。
そのほかにも、現在も検討を続けている事業があります。これらはすべて、よりそい会議での積み重ねがあったからこそ生まれたものです。

よりそい会議はいったん幕を下ろしますが、そこで交わされた言葉や気づきが消えるわけではありません。

今まで、よりそい会議の開催にご協力いただいた皆さま本当にありがとうございました。これからも有田川町の取り組みに、ご支援ご協力、そしてご注目ください。